ニュース
April 9, 2026

三菱UFJキャピタルより追加出資 〜累計調達額は1億5,300万円に拡大〜

プレシリーズAラウンドのエクステンションとして実施。エンタープライズ展開をさらに加速

インシデントマネジメントに特化したAgentic AI「Incident Lake」を開発する株式会社SIGQ(読み:シグキュー、本社:茨城県つくば市、代表取締役:金築 敬晃)は、プレシリーズAラウンドのエクステンションとして、三菱UFJキャピタル株式会社より追加出資を受けたことをお知らせいたします。これにより、同ラウンドにおける累計調達額は1億5,300万円となりました。

資金調達背景と今後の展望:クラウドサービス/AIの進化に伴うインシデント増加への対応が急務

SaaSやクラウドサービスが社会インフラとして定着する中で、システム障害(インシデント)は企業活動に大きな影響を与える重要なリスクとなっています。特に近年はシステムの複雑化に伴い、障害対応の難易度が高まり、現場への負荷が増大しています。

また、生成AIの進化により生産性が向上する一方で、システムのブラックボックス化による原因特定や意思決定の難化に加え、自律型AI(Agentic AI)の活用に伴う判断リスクも指摘されており、障害対応の難易度はさらに高まっています。多くの現場では、分散した情報をもとに対応判断を行う必要があり、属人化しているのが実情です。

上記の課題を解決すべく、当社はインシデントマネジメントに特化したAI「Incident Lake」を開発しています。「Incident Lake」は、ログや過去の対応履歴、チャットなどの情報を横断的に解析し、原因特定と対応方針の提示を自動化する自律型AIです。これにより、障害対応の迅速化と高度化を実現します。現在、各企業におけるインシデント対応高度化のニーズを背景に、「Incident Lake」への引き合いは増加しており、導入に関する相談も拡大しています。

こうした状況を踏まえ、さらなる成長加速を目的として資金調達を実施いたしました。

本調達により、エンタープライズ領域での導入拡大とプロダクト開発を加速させ、Go-to-Market(GTM)戦略を推進することで、「Incident Lake」を中核とした次世代のインシデントマネジメントの確立を目指します。

調達内訳

1億5,300万円

  • エクイティ(1億2,300万円): J-KISS型新株予約権の発行
  • デット(3,000万円): 代表者無担保・無保証(協会保証付)による長期借入

投資家(敬称略、順不同)

<ベンチャーキャピタル>

・みずほキャピタル株式会社

・SMBCベンチャーキャピタル株式会社

・三菱UFJキャピタル株式会社(エクステンションラウンドにて追加参画)

<個人投資家>

・倉橋 健太(株式会社プレイド 代表取締役CEO)

・柴山 直樹(株式会社プレイド 取締役)

・桑野 祐一郎(株式会社プレイド 執行役員CGO)

・黒田 直樹(株式会社マネーフォワード 元執行役員)

・下村 勇介(株式会社PKSHA Technology 元執行役員)

・猪狩 亮輔(株式会社TENTIAL 元取締役)

・岡田 弘貴(AX税理士法人 共同代表 / 公認会計士)

・入江 雄貴(AX税理士法人 共同代表 / 公認会計士)

・宮原 忍(株式会社SIGQ 社外アドバイザー)

投資家コメント

三菱UFJキャピタル株式会社 投資第二部 次長 境原 拓也

インシデント対応の現場は分散された報告の把握や判断プロセスの属人化がマネジメントの大きな負荷となっており、AI 活用の余地が大きい領域と感じています。

SIGQ 社の提供する「Incident Lake」は AI エージェントを通した各ツールからの情報集約や蓄積された過去事例を参照して対応が提案されることで、逼迫するインシデント対応の現場をサポートするプロダクトです。

金築代表はインシデント対応現場と LLM 双方に造詣が深く、課題設定からプロダクト開発まで一貫して高い解像度で臨まれており、クライアントの課題解決を実現できると期待して出資をさせていただきました。

今後も SIGQ 社が描くインシデントマネジメントの実現を支援してまいります。

代表取締役 金築 敬晃のコメント

今やITシステムなしでは人々の生活が成り立たないほど、その重要性は日々増しています。その一方で、障害発生時の影響は甚大で、2025年中にも公共インフラを含む複数の大規模なサービスで障害が発生して、社会が混乱しました。特にインシデント発生時に最も負荷がかかる運用マネージャーは、情報収集や状況把握に追われ、本来の意思決定に十分な時間を割けていないのが現状です。

「Incident Lake」は、AIエージェントが散在する情報の収集・分析を担うことで、マネージャーが最速で的確な判断を下せる環境を提供します。これにより、高付加価値な意思決定に集中できる状態を実現し、企業全体の生産性向上のみならず、素早い障害からの復帰により、社会の混乱を最小化することにも貢献します。

今回の資金調達を機に、プロダクト開発およびGo-to-Marketを一層加速し、エンタープライズ領域での導入拡大にコミットするとともに、障害が「起きない」ことではなく、「起きてしまった時にいかに迅速に復帰できるか」というにより社会前提で目を向け、「Incident Lake」を”インシデントマネジメントの新たな常識”へと押し上げてまいります。

本プレスリリースの詳細に関しては、以下のPR Timesの記事でご紹介しています。あわせてご覧ください。

▼ プレスリリース詳細はこちら(PR TIMES)

インシデントマネジメント特化のAgentic AI「Incident Lake」を開発するSIGQ、三菱UFJキャピタルより追加出資 〜累計調達額は1億5,300万円に拡大〜

お気軽にご相談ください

サービス、取材、パートナーシップに関するご質問はお気軽にどうぞ。日本語・英語のどちらでも対応します。

お問い合わせ